青森イタコの口寄せの体験談

青森イタコの口寄せは、現地青森でしか受けられないと思っている方も多いでしょう。しかし、実際には青森まで足を運ばなくても鑑定を受ける事はできます。
実際に青森で鑑定を受けた人と、自宅で鑑定を受けた人の体験談を紹介します。


◆自宅で本物のイタコ鑑定で口寄せ

「以前、青森イタコの鑑定を受けました。
しかし、私が受けたのは現地ではなく”電話占い“という方法です。
本当は青森まで行きたかったのですが、恐山大祭とのタイミングが合わず断念しました。
予約をすれば青森でイタコ鑑定を受ける事ができるみたいだけど、旅費などを考えるとなかなか…。

そこで何とか青森イタコ鑑定を受けられるところがないかと思い検索をしていたら、電話占いを見つけました。
電話で口寄せなんてできるの?と半信半疑でしたが、その考えは覆される事になったのです。
不安はあったものの、すぐにでも鑑定を受けたかったため、電話鑑定を受ける事にしました。

名前を名乗った後、すぐに驚くべき事がありました。悩みを打ち明ける前に悩んでいる事を当てられ、誰と会話をしたいのかも当てられました。
まだ何も言っていないのに全部お見通しです。

そこで初めて電話占いでもイタコは本物で、霊能力も本物なんだなと実感しました
その後は現在自分に起こっている事、その原因、今後について幸せになる為には何をして行けば良いのか、などのアドバイスをいただきました。

心に引っかかっていたのは父の事ですが、父の本心を聞く事ができ気持ちもスッキリ。父と私しか知らない事を話していたので、本当に父が降りてきているんだと確信しました。父が私の事をいつも心配してくれている事を聞き、涙してしまいました。

正直、ここまで満足できるとは思っていませんでした。最初に疑ってしまった事を反省です。
青森まで行かなくてもイタコ鑑定を受ける事ができるなら、電話占いでも全然良いなと思いました。」
(兵庫県 ミキさん 40代)


◆青森県・恐山大祭のイタコ鑑定で口寄せ

「テレビで青森イタコの存在を知ってから、ずっと気になっていました。
念願叶って青森まで行ける事になったので、供養ついでに恐山大祭でイタコ鑑定を受けてきました。

現地の人はもちろん、私と同じくイタコ鑑定を受けに訪れている人も多いらしく、イタコのテントには長蛇の列が出来ていました。
早めに行ったので2時間程度並んで鑑定を受ける事ができましたが、暑い中待たなければいけないので大変です。

口寄せしたい人の生年月日と名前、亡くなった日を書いたら口寄せが始まりました。呪文のようなものを唱えていて、しばらく経った後にイタコさんが喋り始めました。

祖父の事が気になっていて祖父を降ろしてもらったのですが、悔いなく人生を終わる事ができた事を聞く事ができました。そして、今はあの世で楽しく過ごしているとの事。
こちらの心配もしてくれているようで、色々忠告もされました。

本当に祖父がここにいるんだと思ったら涙が溢れ、不思議な気持ちになった事を憶えています。
祖父の本心を聞けた事に安堵したのか、その後は清々しい気分になりました。
長旅な上、長時間並ばなければならないので辛い事もありますが、行く価値はあるかなと思います。

時間があれば、青森観光もできますし楽しい時間を過ごす事ができました。
また恐山大祭や秋詣りのタイミングで行けそうな時は、霊場恐山を訪れたいなと思いました。」
(三重県 sakiさん 50代)

恐山大祭の時に訪れたい!周辺の観光スポット

恐山大祭は青森県むつ市にある霊場恐山で行われます。
恐山大祭のためだけに行くのも良いですが、せっかくなら周辺の観光スポットも一緒に満喫してくるのも良いかもしれません。

青森県下北半島に位置しているのがむつ市ですが、観光スポットも多く見所満載です。
下北半島を1日で回りきるのは難しいのでむつ市とその周辺の観光スポットを紹介します。


-釜臥山展望台-
むつ市というと恐山のイメージが強いですが、夜景スポットがあります。
釜臥山からは夜景見る事ができ、日本夜景100選にも選ばれています。

【開館日】5月1日~11月3日
【営業時間】8時半~21時半
【入館料】無料
【住所】むつ市大湊字釜臥山1
【アクセス】JR大湊線(はまなすベイライン大湊線)「下北駅」車で約40分
【電話番号】0175-24-4790

-田名部まつり-
京都祇園祭の流れをくむ下北最大のお祭りです。
最終日の22時からお祭りはクライマックス「五車別れ」が賑やかに執り行われます。
お祭り期間中は、「おしまこ流し踊り」「みこしまつり」も行われます。

【開催日】8月18日~20日
【会場】むつ市田名部地区(田名部神社周辺)
【住所】青森県むつ市田名部町
【アクセス】JR大湊線「下北駅」から下北交通バス「むつバスターミナル」下車
【電話番号】0175-22-1111(むつ市観光戦略課)

-斗南藩史跡地-
会津藩士が御家復興の地と選んだ下北半島には、史跡がいくつか残っています。
記念碑・柴五郎の居住跡・招魂之碑・斗南藩史跡地などを見る事ができます。

【住所】青森県むつ市大字田名部字斗南岡
【アクセス】JR大湊線下北駅から車で9分ほど
バスならむつ尻屋崎線「斗南岡」で下車


◆横浜町

-菜の花畑-
5月上旬から見頃を向かえ、約1ヶ月菜の花を楽しむ事ができます。
約50ヘクタールの面積を菜の花が埋め尽くしており、日本一の規模です。
下北鉄道の車窓からも一面の菜の花の景色を楽しむことができます。

【住所】青森県上北郡横浜町大豆田
【アクセス】JR大湊線陸奥横浜駅より大豆田方面へタクシー10分


◆大畑町

-薬研温泉-
薬研温泉は「かっぱの湯」と呼ばれていますが、恐山を開いた慈覚大師がケガをした際に河童に運ばれて傷を癒したという伝説に基づいたのが由来です。
紅葉の時期には湯につかりながら色鮮やかな景色を楽しむ事ができ、春・夏にはバーベキューを楽しむ事もできます。
無料足湯がオープンし、気軽に薬研温泉の湯を楽しむ事もできます。

泉質:単純泉
効能:胃腸病、皮膚病、婦人病
露天:有り

【営業日】4月初旬 ~ 11月初旬
【時間】7:00 ~ 17:00
男性:7:00 ~ 9:00
11:10 ~ 13:00
15:10 ~ 17:00
女性:9:10 ~ 11:00
13:10 ~ 15:00
【住所】大畑町奥薬研
【アクセス】大畑バスターミナルから車で11分
【電話番号】0175-34-2111(大畑庁舎産業振興課)


◆その他

-青森県立三沢航空科学館-
-大間のマグロ-
-下風呂温泉-
-仏ヶ浦-
-星野リゾート青森屋-
-野猿公苑-

など多くの観光地が存在しています。
一日で回るのは難しいので、時間がある方はいろいろ訪れてみるのも良いでしょう。

青森イタコがいる、恐山大祭について

恐山大祭が行われる恐山とは?

恐山大祭は青森県むつ市にある、恐山で行われます。日本三大霊山の一つとも言われていて、神聖な山です。

貞観4年、慈覚大師に開山され天台宗の修験道場として栄えました。
一度は廃寺となりましたが、享禄3年に吉祥山円通寺により再興されました。
昔から、死者の魂が集まる場所だと信じられています。


恐山大祭とは?

霊場恐山では年に2回、大祭が行われます。「恐山大祭」と「秋詣り」の2回で期間は、7月20日~24日と10月上旬の三連休です。
大祭期間中の開山時間は通常よりも少し早く、5:30~18:00となっています。

大祭の日に地蔵を祈ると亡くなった人の苦難を救う事ができるという伝えがあり、大勢の人々で賑わっています。


恐山大祭で行われている催し物とは?

三途の川にかかる太鼓橋から菩提寺総門までの間をご詠歌を唱えながら山主を乗せた籠行列が渡り歩く山主上山式(さんしゅじょうざんしき)が大イベントの一つです。山主は総門にて籠を降りられ、参道を歩き地獄殿へと向かいます。

その他に、法要や祈祷の他に、大施餓鬼法要や大般若祈祷も行われ亡くなった者の供養が行われます。
また、供養以外に青森イタコによる口寄せを楽しみに恐山大祭に足を運ぶ方もいらっしゃいます。


恐山にある名所

・三途の川・赤い太鼓橋
赤い太鼓橋がかけられた三途の川があり、これを渡らなければ恐山菩提寺の境内には辿り着きません。
赤い太鼓橋は、罪人は通る事ができないと言われています。

・地獄
境内に、火山岩でできた地獄が136点在しています。
無間地獄、塩屋地獄、重罪地獄、血の池地獄といろいろな地獄があります。
これらのすべては、火山性ガスの噴出口です。

・宇曽利湖
宇曽利湖は神秘的なエメラルドグリーンの湖面に白砂の浜で地獄とは違った美しい景色が広がります。
宇曽利湖には極楽浜という名がつけられています。


恐山大祭の青森イタコの口寄せについて

小さなテントが軒を連ね、その中で口寄せが行われています。
供養はもちろん、口寄せを体験を目的とし訪れる観光客も多く青森イタコのテントには大行列ができます。

イタコは恐山に常在しているわけではなく、大祭になると出張してきます。その為、いつでも口寄せを行ってもらえるわけではありません。
口寄せを行ってくれるイタコの中には、メディア等でも有名な松田広子さんがいらっしゃる事もあります。

必ずではありませんが、恐山大祭を訪れれば有名なイタコの口寄せを体験する事ができます。
費用は3千円~5千円くらいだと言われています。


恐山大祭の日時・場所

住所:青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2
交通:JR大湊駅より車で30分、下北駅から恐山行き直通バスで43分
日時:7月20日~24日(例大祭)
10月上旬の三連休(秋詣り)
6時~18時
入山料:500円